キャバ嬢が苦しむキャバクラのノルマと罰金【給料明細みてビックリ】
キャバクラでノルマを設定する目的
キャバクラが稼げるっていうイメージが強い一方で、ノルマが怖い!っていうイメージも強いですよね。
私も正直、最初はノルマに怯える生活を送ることになるのではないか…とかなり不安でした。
キャバクラでなぜノルマを設定するのかと言うと、キャバ嬢たちに真剣に仕事に取り組んで欲しいから。
普通の接客業と違って、キャバクラでは個人の頑張りがお店の売り上げに大きく反映されます。
なので、キャバ嬢個人個人には、売り上げに貢献してもらえるように頑張ってほしい、と言う意味で、ノルマを設定しています。
ただ、ブラック店では人件費を1円でも減らしたくてノルマや罰金を設定しているところもあるので、気をつけないといけません…。
キャバ嬢が苦しむノルマの種類
キャバクラでは、売り上げが伸び悩んでいるキャバ嬢が特に苦しみやすいノルマが様々存在します。
ここで、キャバ嬢が特に苦しみやすいノルマの種類についていくつかご覧ください!
『売り上げノルマ』
定番なのが売り上げノルマで、月に〇万円以上の売り上げを出さないとダメ、というものです。
個人の売り上げを出すためには、まず指名をもらわないといけないので、同時に指名問題に苦しむことにもなりますね…。
『指名本数ノルマ』
お客さんに指名されなければ人気ランキングにも乗ることができないなど、指名はキャバクラでは大きな意味を持ちます!
毎月何本以上指名を取らないといけないとなると、営業も必死になります…。
『同伴ノルマ』
毎月何回同伴しないといけない、という同伴ノルマもあります。
お店としては、キャストにお客さんを引っ張ってきて欲しいのが本音ですしね…。
特に学生とかシングルマザーとか、忙しい人は同伴ノルマがないお店を選ぶのがおすすめです。
ノルマが無いキャバクラはあるけど・・・
ノルマがあるお店はその分精神的にも追い詰められやすいですけど、「だったら最近増えてるノルマなしのキャバクラを選べば問題なくない?」と思うかもしれません。
確かに、錦三丁目周辺だと、特にノルマなしと書かれているキャバクラ求人はよく見ます!
…ですが、そんなに甘いものではありません!
ノルマなしのお店でも、実際稼ぎが悪ければボーイや店長にお客さんを呼ぶように精神的に圧を掛けられることが多いです。
なので、ノルマなしのお店に入ったからと言ってのんびり働けるワケではありません!
ただ、安心して欲しいのが、ほとんどのお店では「ノルマが設定されている」と言ってもそこまで厳しいものではなく、真面目に出勤して仕事をしていれば簡単に達成できます!
もし本当の意味でノルマなしのお店に入りたいなら、経営に余裕がある大手を選ぶか、派遣キャバクラに登録するのがおすすめです。
キャバ嬢が課せられる罰金の種類と金額
ノルマと同時に覚えておきたいのが、罰金、いわゆるペナルティってやつです。
基本的に真面目に働いて最低限設定されてるノルマも達成できていれば、罰金に悩まされることもありませんが、中には厳しいお店もあります。
ここで紹介する罰金も、5個目くらいまではほとんどのお店で暗黙の了解として設定されてることが多いので、お店のルールは守るのが鉄則です…!
私も、入ってしばらくしてから罰金の存在に気づいてヒヤヒヤしました…。
『無断欠勤罰金』
無断欠勤はキャバクラでは重罪で、自分のために来店してくれたお客さんの期待を裏切ることにもなってしまうので絶対にやってはいけません!…というか、社会人なら当然やっちゃいけないですよねw
罰金はだいた2日分程度の日給(4万円ほど)が徴収されるところが多いです。
自分で意識してやらないようにできるところなので、絶対やらないようにしてください。
『当日欠勤罰金』
当日に欠勤しないといけない場合も、お店はすでにそのキャバ嬢の出勤予定をお客さんにもお知らせしてる場合がありますし、当日に他のキャストが穴を埋めないといけません。
なので当日欠勤の場合は無断欠勤よりは軽いものの、1日分程度の日給(2万円ほど)が徴収される場合が多いです。
『遅刻罰金 』
遅刻するとオープンの時間からお店に出ることができなくなる可能性もあるので、厳しく見られてるところが多いですね。
よくある罰金制度では、遅刻10分につき1,000円とか。
分単位できっちり見られてるので、遅刻厳禁です…。
『キャストミーティング欠席罰金』
お店の営業時間後や定休日に月1程度でキャストミーティングを行なっているお店があって、当然のように全員参加しないといけないんですよね…。
もしそのキャストミーティングに行けなくて無断欠席した場合もやる気がないと見なされて罰金が発生します。
ただ、アフターなどに行く場合なら、許されるところが多いです。
『風紀罰金』
特に厳しいのが、キャバ嬢とボーイが付き合う「風紀」に対する罰金です!
風紀の詳しいところは別の記事で紹介しますが、もしバレたら100万円とか、かなり高額な罰金を徴収されます!
それに加えて、ボーイもキャバ嬢もクビにされる可能性が高いですね…。
『ノーセット罰金』
ノーセット罰金っていうのは、ヘアセットをせずにお店に出ようとした場合の罰金です。
ボサボサだったり、見苦しい髪型でお客さんの前に出すのは失礼っていう考え方ですね。
特に高級店やクラブで多い罰金システムで、カジュアルなお店ではその概念がないところもあります。
『ノルマ未達成罰金』
ノルマのシステムと一緒に知っておきたいのがノルマ未達成罰金です!
もしノルマが達成できなければ、その分罰金が徴収されたり、時給が下げられる場合もあります。
例えば同伴回数が足りなければ1万円の罰金とか、指名本数が足りなければ1本につき5,000円罰金とか。
営業努力をしないと稼ぐどころかむしろマイナスになっちゃう場合もあるんですよね…。
インフルエンザなどのやむを得ない病欠の場合は?
欠勤や遅刻による罰金はどこのお店でも当たり前のようにあるんですけど、ただ、インフルとか忌引きとか、やむを得ず欠席しないといけない場合もありますよね。
その場合、優しいお店なら医師の診断書を提出すれば免除されるところが多いですが、厳しいところでは問答無用で罰金です。
体調管理も仕事のうち、みたいな考え方ですね…!
その辺りが許されるかどうかは、面接の時にお店にしっかり聞いておくことが大事です。
ノルマや罰金制度も、お店選びをする上でとても重要なポイントですよ!